塚本快示(1912–1990)は、岐阜県土岐市に生まれた陶芸家で、白磁・青白磁の名手として知られています。美濃焼の窯元に育ち、中国・宋代の磁器を深く研究しながら、端正な器形と清らかな釉色を備えた独自の世界を築きました。とりわけ、半乾きの素地に草花などの文様を彫り、その上を淡い青白色の釉薬で包む作品には、古典への敬意と現代的な感覚がよく表れています。1983年には「白磁・青白磁」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

塚本快示の作品を見ていると、白や淡い青という限られた色彩の中に、驚くほど豊かな表情があることに気づかされます。彫り込まれた草花の文様は強く主張せず、釉薬の奥から静かに浮かび上がり、器全体に柔らかな陰影を生み出しています。国立工芸館にも青白磁や白磁の作品が数多く収蔵されています。 私には、塚本快示の陶芸は、華やかな装飾を省くことで、形と光そのものを美しく見せる作品のように感じられます。清潔感のある静かな佇まいと、細部まで行き届いた繊細さが大きな魅力です。

  • Product label: Sold out

塚本快示

Sale price ¥0Regular price
Regular price ¥0
Tax included.
塚本快示
Sale price ¥0Regular price
Regular price ¥0

Insurance option

Learn more

Pre-order discounts

Learn more

Policies

Learn more

Recommendations