磯井如真(1883–1964)は、香川県高松に生まれた漆芸家で、近代の讃岐漆芸を代表する存在です。玉楮象谷以来の伝統を受け継ぎながら、蒟醤や存清、彫漆など多様な技法を深く研究し、なかでも色漆を重ねて文様を表す蒟醤の表現を大きく発展させました。器や箱の端正な形に、植物や鳥などの意匠を緻密に組み合わせ、伝統技法に近代的な感覚を加えた作風を築いています。1956年には「蒟醤」の重要無形文化財保持者人間国宝に認定されました。

磯井如真の作品を見ていると、漆の深い色調の中から文様が静かに浮かび上がり、平面でありながら豊かな奥行きを感じます。細密な仕事でありながら、全体には落ち着きがあり、装飾が過剰にならないところも魅力です。讃岐漆芸の伝統を丁寧に受け継ぎながら、文様と色彩を洗練された造形へと高めた作品のように映ります。見るほどに手仕事の緻密さと漆ならではの静かな品格が伝わってきます。

  • 製品ラベル: 完売

磯井如真

販売価格 ¥0通常価格
通常価格 ¥0
税込。
磯井如真
販売価格 ¥0通常価格
通常価格 ¥0

保険の選択肢

詳細はこちら

予約割引

詳細はこちら

ポリシー

詳細はこちら

おすすめ