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林武(1896–1975)は、東京に生まれ、昭和期の洋画壇を代表した画家です。人物、花、風景などを主題とし、とりわけ女性像や薔薇で知られています。太く強い輪郭と厚みのある色彩によって形を大きく捉え、写実を越えて対象の存在感そのものを画面へ押し出すような作風を築きました。
作品には、人物や花が画面の奥に収まるのではなく、こちらへ迫ってくるような力があります。赤や青などの色も強く、形の単純化によって対象の個性がより鮮明になります。重厚さと華やかさを同時に感じさせるところが魅力です。
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